予防歯科
アメリカではかなり前から(少なくとも45年前には既にそうでした)
予防のために定期検診を受けるいう考え方が当たり前です。
何故でしょうか?いろいろ理由はあるのかもしれませんが、ひとつには、いまだに日本では予防処置は保険が効かないからです。
アメリカは日本のような保険診療というシステムがありませんので、一般に医療費が高いといわれています。
だから予防する必要があります。
しかし、日本では予防にお金をかけるより、保険でむし歯の治療をしたほうが安いことが多々あります。
なぜ、予防をする必要があるのか?
歯は残念ながら削れば削るほど悪くなるからです。心当たりはございませんか?
治療した歯がまただめになった、とか、どうせまた悪くなるんだから、など。
もちろん、私たちも最善の努力をして治療しています。
が、どんなに優れた入れ歯や被せ物でもご自分の歯に勝るものはありません。
むし歯で穴が開いた歯は、自然治癒しません。歯ではない、異物で埋めなければなりません。
人は、成長したり、退化したり、変化しますが、異物は同じようには変わってくれません。
そこに「ひずみ」が生じるのです。だからこそ、予防が必要なのです。
定期検診
歯が痛くなってから来院される方も多いですが、痛くなった時にはむし歯は進行しています。
お口がどのような状況になっているか、定期的に診ることにより、ご自身の大切な歯を長く保つことが可能になるのです。